どうやって着物を着るの？
〜簡単な③ステップ♪〜
① 下着を着る
・足袋（たび）を履く
・肌襦袢（はだじゅばん）※キャミソールなどで代用可能
・裾よけ／お腰（おこし）※ペチコートなどで代用可能
・長襦袢（ながじゅばん）もしくは半襦袢（はんじゅばん）
※半衿（はんえり）だけのものでも代用可能
※襦袢の衿（えり）には襟芯（えりしん）を入れておきましょう
② 着物を着る
・着物を肩に合わせて羽織ってから袖（そで）を通します
袂（たもと）が挟まらないように袖の下側も整えます
・衿（えり）と中心線が合わさるように、クリップで仮留めします
・腰紐（こしひも）で腰骨少し上のところをきつく結びます
左足のラインと、着物のラインを合わせると美しく
着物の端を少し斜めにあげると、動きやすく着れます
・手と腕を使って、お端折り（おはしょり）を整えます
背中のシワも伸ばしておきましょう
・降臨ベルトを使って、襟元を整えます
・伊達巻（だてまき）、もしくは腰紐を使って着物を整えます
・仮留めしていた、衿（えり）背中のクリップを外します
③ 帯（おび）を結ぶ
着物の種類やシーンに合わせて、帯を結びます
『カジュアルな時』素材：綿や化繊、ウールなど 柄：小紋（こもん）
・文庫（ぶんこ）という蝶々結びが一番基本です
・半幅帯（はんはば）と呼ばれる、短い帯を使います
・銀座結びや、矢の字結びなど いろんなアレンジも楽しめます
・帯締め（おびじめ）があると、帯が緩みにくく 動くときに安心です
『フォーマルな時』素材：絹など 柄：綺麗めの柄
・お太鼓（おたいこ）という結び方だと安心です
・名古屋帯（なごやおび）と呼ばれる、途中まで幅が狭い帯
もしくは袋帯（ふくろおび）と呼ばれる太くて長い帯を使います
袋帯の方が、よりフォーマルです
・お太鼓を結ぶ時は、追加の小物として、腰紐余分に１本と
「まくら」「帯揚げ（おびあげ）」「帯締め（おびじめ）」が必要です
着るときのポイント♬
・腰紐は多めに持っておくと便利です(４〜５本)
・衿（えり）は抜いた方が綺麗です
※若い人は抜き加減を控えめに。年を重ねると多めに抜きます。
・着ていく際に、結んだらシワを横に伸ばしていきましょう
・着物クリップ（なければ洗濯バサミなど）を使って支えてもらう
・帯を結ぶ時は、なるべく素早く！そしてキツく！
着物の着方には色々ありますが…とにかく着れたらオッケーです！
色の系統を合わせてみる、柄を揃えてみる
あえて違う色をアクセントで入れるなど、色々遊んでみましょう♬